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Neighbors
濱田泰彰 Yasuaki Hamada




2019年7月13日(土) - 8月12日(月)
Sat. 13 July - Mon. 12 August, 2019

開廊時間:15:00-20:00(金〜日、祝)
Open hours: 15:00-20:00 (Friday to Sunday and Holiday)

オープニングレセプション:7月13日(土) 18:00-21:00
Opening reception: Sat. 13 July at 18:00-21:00



 濱田は、「不在・移動・気配」などをキーワードに彫刻作品を作るアーティストです。その作品の影には濱田の「死と生は離れてるが一番近い。常に隣り合わせに存在する。それらは常に流動する。」という死生観が隠れています。
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 「Neighbors」とは隣人を意味しますが、濱田はその言葉を自らの観点を通し、広い意味で解釈します。それは自身の日常の中で、身体から少し離れた距離を持つけれど、常に近くにいるような存在をさし、そのような存在はわたしたちの日常の風景へ溶け込み、捉え難いものであるといいます。
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 例えば、映画のワンシーンで、主人公がそうっと入った部屋でゆらゆらと動くカーテン、あるいは机の上に残るまだ温かいマグカップ。そういったそこにはいない存在を、わたしたちは事物を通して知ることがあります。その状況におけるその存在は人であることがほとんどでしょうが、もしかしたらわたしたちがそのように感じてしまっているだけの偶然の所作であるかもしれません。そうなのだとしたら、わたしたちが感知するその存在はいったい何者なのでしょう?
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 濱田の作品において、そのような揺れ動き続ける事象は、目には見えないひとつのメディウムともいえるでしょう。メディウムは、作品を通して濱田の身体を離れ、空間に配置されることにより固有の時間、物、場を経験します。作品を見るわたしたちは、普段は不意に訪れる目に見えない事象を、私達の側から能動的に経験することを試しているのかもしれません。






4649/5963
小林優平 Yuhei Kobayashi
清水将吾 Shogo Shimizu
高見澤ゆう Yuu Takamizawa



 今回、mumeiのギャラリー内にある六角部屋で、アーティストがディレクターを兼任するギャラリー、4649のディレクター三人による展示「4649/5963」を開催いたします。

 本展示は、2つのギャラリーの共同プロジェクトとして、4649のディレクター3人がmumeiで、mumeiのディレクターの村田が4649で展示を行います。

 4649は、国内外問わず様々なアーティストの展示を精力的に企画・運営しながら、各々の作家活動も続けており、三人がチームとして発信する4649の姿を、個人の視点から読み解く機会となります。


















Images courtesy of mumei, Tokyo
Photographs by Fuyumi Murata